第4回新任役員向け研修会 「自主防災活動(訓練時、災害時)に適用される補償について」
2020.05.30
 自主防災組織の活動時に傷害を負った場合に適用される補償ですが、訓練時には日本消防協会の防火防災訓練災害補償等共済制度が、また、災害時には大津市非常勤消防団員等公務災害補償条例に基づく消防団員等公務災害補償等共済基金が適用されます。下記資料をご覧ください。




 自主防災会では、防災訓練の充実・強化を重点テーマに上げ学区総合防災訓練だけでなく各防災部独自訓練の実施をお願いしておりますが、障害補償を適用するには事前に北消防署へ訓練計画書を届出して認めて頂くことが条件になりますので、自主防災会への訓練計画届出と共に北消防署への届出をお願い致します。(学区総合防災訓練につきましては、自主防災会で届出を行いますので個々の自主防災部の北消防署への届出は不要です。)



 自主防災会への訓練計画届(防火防災行事計画連絡票)、訓練実施報告(防火防災行事実施結果報告書)および消防署への訓練計画届(防火防災訓練指導依頼書)は、自主防災会ホームページに掲載しておりますのでダウンロードしてご利用ください。



自主防災会の訓練関係届書の掲載ページはこちら
http://oginosatojishubo.com/kiyaku.html

第3回新任役員向け研修会 「避難行動要支援者名簿制度について」
2020.05.23
避難行動要支援者名簿の目的

災害発生時は、行政による「公助」はもちろん、自分の身は自分で守る「自助」、身近な地域で助け合う「共助」こそが、被害を小さくする大きな力になり、避難行動要支援者(在宅高齢者や障害のある方などで災害時に自分の力で避難することが困難な方)の安否確認や避難支援は、地域(近隣)の共助が大きな役割を担います。

大津市では、避難行動要支援者の避難支援を迅速かつ的確に行うため、平常時から避難行動要支援者に関する情報の把握、防災情報の伝達手段・伝達体制の整備及び避難誘導等の支援体制をより確かなものにし、自ら災害に備える「自助」、地域での助け合いによる「共助」及び市の取組である「公助」が連携し、相互に支え合いながら、大規模災害時における地域の安心・安全を強化することを目的として「避難行動要支援者名簿」が作成されています。








仰木の里学区では

この「避難行動要支援者名簿」は、避難行動要支援者の方が災害時にできる限りの支援が受けられるよう、本人の同意を得た上で避難支援等関係者に名簿情報が提供されており、仰木の里学区では秘密の厳守・目的外利用の禁止等が堅持される団体として大津市と協定を結んだ上で自主防災会が提供を受けています。

自主防災会では、提供を受けた名簿を各避難行動要支援者が居住されている各自主防災部長に提供いたしますので、いざというときに、必要な支援ができるように、日頃より見守りなどのご近所付き合いを深めていただきながら、災害が発生しそうな場合や発生したときには、情報を伝えたり、一緒に避難するなどの支援に心掛けていただきたいと思います。
しかし、災害時には、支援者ご自身やその家族が被災していることも考えられます。また支援には、責任や義務が伴うわけではありません。普段からのよりよいご近所付き合いの中で、支援者自身の命やご家族の命を最優先に、可能な範囲での支援をお願いします。



名簿の対象となる方

施設等に入所されていない方で、下記のいずれかに該当する方

■市役所が把握している要支援者

① 介護保険における要介護3・4・5の認定者
② 身体障害者手帳の1級・2級の所持者
③ 療育手帳のA1・A2 の所持者
④ 小児慢性特定疾病及び特定医療費(指定難病)受給者のうち、寝たきり及び人工呼吸器、吸引器、酸素濃縮器をご利用の方


■民生委員が把握している要支援者

⑤ 民生委員が把握している高齢者等のうち、避難行動に支援が必要と判断された方


■希望者

⑥ 上記以外に避難に支援が必要で、名簿登録を希望する方で、市長が認めるもの



名簿の管理について

名簿は年1回秋頃に市役所から提供を受け、各自主防災部長へお渡ししています。
自主防災部長は、個人情報保護の観点から、秘密の厳守・目的外利用の禁止など厳重な管理をし、年度変わりには、新防災部長への引継ぎをお願いいたします。

要支援者名簿管理は、大津市では平成20年から災害時要援護者個別支援プランとして整備されてきましたが、支援を必要としない高齢者が多く含まれていたこともあって、新たに対象者の再確認と名簿提供の同意を取り直されたことにより2019年度に提供を受けた要支援者が存在した自主防災部は、東山、中央、里北、仰木台、衣川台の5自主防災部(合計人数26名)のみと大幅に対象者が減少いたしました。その為、再度名簿提供同意の確認行われ、2020年度は合計人数108名とほぼ全ての自治会に1名~15名の要支援者が存在することになりました。

なお、提供が年1回ということもあり大津市から提供される情報はまだまだ満足出来るものではないという判断をされ、本人の同意を得たうえで独自に避難行動要支援者の情報を収集され、それをもとに避難支援を行われている自主防災部もございます。


同意確認書






参考資料

大津市の下記資料に、より詳しく記載されていますのでお時間のある方は是非ご覧ください。




2023年4月25日改訂
第2回新任役員向け研修会 「メーリングリスト利用方法」
2020.05.16
仰木の里学区自主防災会では、本部から役員への平常時の連絡および緊急時の相互連絡にメーリングリストを利用し役員間のコミュニケーションを図ります。

メーリングリストとは

一斉通知メールのことで、各役員のメールアドレスを知らなくても全役員にメールを送信することが出来ます。

メーリングリストアドレスは


   上記アドレスに送信すると登録された役員全員に同報メールが送信されます。



メーリングリストを利用する目的は

【災害時】避難所開設情報など本部からの情報発信だけでなく、各防災部からの被災状況連絡・救助要請などに活用いたします。

メーリングリストで連絡頂くことにより、会長だけでなく全役員が情報を共有出来ます。従って会長・ブロック長などが身動きが取れない状況に陥っていても、全役員が情報を共有し、誰かが任務を代行することが出来ます。

【平常時】自主防災会からの事務連絡・資料送付などに利用致します。

全役員に送信されますので各防災部からの平常時事務連絡には使用しないでください。会長・ブロック長・事務局長などに個別で連絡をお願いします。

メーリングリストを利用にあたっての注意事項

    複数のアドレスを登録されることをお勧めします。

迷惑メール対策の為、送信出来るのは各メーリングリストに登録されたメンバーのみになります。従って、災害時に対応する為に下記対応をお勧めします。

A)   PCのアドレスだけでなく一時避難所から送信出来るスマホのアドレスも登録

B)   防災部長だけでなく災害時の指揮を代行される方のアドレスも登録

    返信時の注意事項

通常の「返信」を行った場合、メーリングリストを経由せず送信者のみに直接メールが返信されます。

メーリングリストへ送信する場合は、「全員に返信」を行ってください。(メーリングリストと送信者の両方が宛先に設定されます。)

【平常時】会議参加連絡などは全員に連絡する必要はありませんので、通常の返信でお願いします。

【災害時】自主防災会からの被災状況問い合わせなどには、全員に返信でお願いします。(もしくはメーリングリスト宛てにメールを送信してください。)他の防災部の被災状況メールに返信された場合は、その防災部にのみメールが送信され本部にはメールが届きません。

   通常の「返信」を行った場合に誰に返信されるかは、メーリングリストの設定によりことなります。自主防災会メーリングリストでは平常時会議連絡の出欠返信がメーリングリストに返信されるのは余計なメールを多数受信するのでやめて欲しいとの意見があり、送信者のみへの返信に設定してあります。

    迷惑メール対策を外してください

自主防災会メーリングリストからのメールを受信出来るようにして下さい。

Toが上記メーリングリストアドレスである場合

Fromのドメインが@oginosato.jpである場合

メールアドレスを変更された場合の連絡先

メールアドレスの追加や変更は下記アドレスへ連絡をお願いいたします。

第1回新任役員向け研修会 「仰木の里学区自主防災会とは」
2020.05.08
仰木の里学区自主防災会とは、仰木の里小学校と仰木の里東小学校を通学区域とする自治会単位の自主防災組織(以下自主防災部と呼びます)から構成される大津市仰木の里学区内の自主防災組織の連合体です。

各自治会の防災組織を”〇〇自主防災部”と呼び、学区の自主防災組織連合体である”自主防災会”と区別し、分かりやすい名称にしています。


Q:仰木の里学区自主防災会って仰木の里小学校区自主防災会ではないのですか?

大津市仰木の里学区は、大津市の中でも珍しく、学区内に小学校が2つ(仰木の里小学校と仰木の里東小学校)存在します。従って、仰木の里学区=仰木の里小学校区ではなく、仰木の里小学校区と仰木の里東小学校区を合わせた地域を言います。



Q:里ブロック・里東ブロックってなんですか?

里ブロック・里東ブロックは、災害時に避難所が設置される仰木の里小学校及び仰木の里東小学校通学区域エリアの自主防災部で構成されます。




Q:学区本部・ブロック本部ってなんですか?

仰木の里学区自主防災会の下記組織構成図をご覧ください。
自主防災会全体をまとめる仰木の里学区自主防災会本部のことを略して”学区本部”と呼び、災害時は市民センターに本部を設置します。
また、前項で説明した各小学校区域である里地域ブロック(略称”里ブロック”)と里東地域ブロック(”里東ブロック”)をまとめる本部を略して”ブロック本部”と呼び、災害時は避難所が設置される両小学校にブロック本部を設置します。



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